2025/12/24

産卵後の経過(2日目~)

 

【産卵2日目】2025.12.19
稚魚は発見できず。

【産卵3日目】2025.12.20
エサは再びブラインシュリンプに変更。稚魚発見できず。



【産卵4日目】2025.12.21
珍しく3匹が密集しているけど、、稚魚は発見できず。


【産卵6日目】2025.12.23
水替えとレイアウト変更。さすがにソイルの中にプロホースは入れないで水替え。
稚魚がいたとしてもソイルの中では側面でしか確認できないため、産卵床を手前まで延長。
少しソイルを動かしたけど稚魚の気配はなし。

産卵後の経過(1日目)

 

【産卵1日目】2025.12.18
翌日夕方に確認できた卵は1つのみ。
1時間後にはその卵も確認できなかった。

卵が確認できない理由は下記3点のいずれか。
1,親個体による食卵、腐敗。等による消失
2,親個体が砂を被せて卵を隠した又は卵を移動させた。
3,卵が孵化し幼魚は砂に潜った。

(動画 卵の状態)準備中

卵が24時間ぐらいで孵化するのであれば「3」の可能性が今のところ高いので当面は水槽内で稚魚をくまなく探してみる。

2025/12/20

パンダシャークローチの産卵


 【産卵】2025.12.17
ついにパンダシャークローチの卵が確認できました。
作成した産卵床に潜り込むのは別段珍しい行動では無かったのですが2匹が同じ場所に潜り込むのは珍しかったので(20:00頃)その状況の久々に動画で撮影しました。
その後が気になり水槽を確認すると同日23:00頃に産卵が始まっていました。確認できた卵の数は約10個。ソイルの上に散らばっていますが、これがソイルに潜って産卵したときに一部が外に出てしまったのか、ソイルの上にばらまいて産卵するのかは今のところ解らない。卵の大きさは直径約2.0mmで既に内部で形成されているような感じ。孵化までそれほど日数を必要としない卵に見えます。メスの体型から1度に産む卵の個数はもう少し多いと想像しているので潜って産卵する習性で有ることが現状有力です。

【産卵前の予兆】20:00頃
※動画準備中

【産卵中】23:00頃
※動画準備中

2025/12/19

繁殖に向けて(環境)

 


【産卵床の整備】2025.11.03
60cm水槽よりロイヤルファロウェラの成魚を一時水槽から異動した。
まだまだ先かもしれないが、パンダシャークローチが産卵した際に産卵方法がばらまきタイプであれば捕食される可能性があるため。また、ソイルを掘る習性があり、もしソイル(砂等)に潜って産卵するタイプであれば現在の厚み(15mm)はやや浅い感じ。シンプルに全面を底上げしてもよいけど水槽の左側に底床40mm程度の厚みを作り石組みで囲ってみた。平面を潜るよりもソイルが崩れず、隠れるスペースを作りやすいようにという発想。


【変化のない日々】2025.11.26
ソイルを掘る、潜るという行動はこれまでもあったけどやや警戒心が強くなった感じ。
存在感のあったファロウェラを抜いた影響もあるのかたまに隠れていることも。
一時期タブレット状のエサを細かくすり潰して与えたためエサ場を設置していましたがエサ場については思案中。






繁殖に向けて(性別)

 

【ペア行動】2025.09.22
パンダシャークローチはガラス面に貼りついてくれるため、形状や特徴、サイズの確認がしやすい。それでもオスとメス見分ける特徴的なものは見当たらない。

1枚目の写真の個体がオスと思われる個体で、2枚目の写真がメスと思われる個体。
何か特徴的なことに気が付け教えて頂きたいがこれまで飼育してきた中での体型による判断。一般的に成魚サイズは40mm~50mmと表記されているのに対して3匹の体長はほぼ全て40mm。繁殖事例が少ない理由としてまだまだ1~2年はしっかり成熟させる必要がある可能性も残る。

【行動での判断】
※動画準備中

2025/10/22

その後の経過

 

【孵化34日目・16日目】2025.09.19
90水槽にエサ皿を設置。固形餌を認識・餌付けしないとその後の育成は難しい。
エサは細かく砕く砕くためソイルに潜らないようにするためにエサ皿は有効。

【孵化38日目・20日目】2025.09.23
2度目の産卵後異動したメス親。2度目の産卵より27日と今回は長めの休養。
同日に60cm水槽より稚魚を異動したけどこちらの生存個体は6匹のみでした。稚魚1匹だけを60cm水槽に残してオス親と5匹の稚魚を90cm水槽に異動。90cm水槽の稚魚は合計11匹と苔が枯渇すると生存率が急に落ちてしまいました。

成長している個体は25~30mm

2025/09/26

絶妙な距離感

 

【性別の見分け方】2025.09.19
特に幼魚期は外見から性別の判断が出来ないが、ある程度のサイズになってもパンダシャークローチは外観(色彩やヒレの形など)から明確なオスとメス違いがみられない。今のところ性別の判断基準は行動と体形ぐらい。オトシンクルス・ネグロの様に少し体が大きく体形が良いのがおそらくメス。断言はできないが画像の左がオスでやや体型のよい右がメス。


普段の小競り合いとは少し違ってお追い掛け回すわけでもなく互いに拒絶感もない。2匹がオスとメス、あるいは現在の3匹の中でオスとメスが居れば初めて夏を越せた今回、そのうち稚魚が観られる可能性はある。あまりパンダシャークローチの繁殖例を聞かないがどんな魚でもざっくり繁殖を成功させるための最低条件は3点。

1.成熟したオスとメスが居る事
2.水槽内に産卵を阻害する外敵が無いこと
3.生息地同様の水質と産卵形態に適した環境であること

2025/09/19

プロローグ

 

 
【3度目の挑戦】2025.08.31 
今回3度目の挑戦で2025年3月20日に購入した3匹。過去に2度水温が30℃となる水槽で夏を越せず失敗しており今年は28℃以下をキープできたことで飼育期間はもうすぐ6か月目を迎える。ブラインシュリンプを与えると普段とはまた違った俊敏な動きを見せ観せてくれる。

【パンダシャークローチ】 
原産地は中国の広西チワン族自治区大瑶山脈を流れる渓流。コイ目タニノボリ科とされていたがガストロミゾン科と記載されていることもある。2009年頃までの図鑑等にも記載を見なかったので定かではないが近年日本で紹介された比較的新しい品種の淡水熱帯魚。
2~3cmの幼魚期は黒と白のはっきりした縞模様であるが成長につれ画像のような不規則の柄模様に変化しこの色合いも結構気に入っている。暑さ(高温)を除けば丈夫な魚で、同種間の小競り合いはあるがタブレット状の餌にも反応よく水槽の外に興味は無く常に自由に動き回ることで観賞価値も高く飼いたいと思った時にはショップに居ない人気の高い魚種。

【1度目の挑戦】2018.12.03
気になっていた熱帯魚でショップでたまに見かけるようになり飼育環境を整え初めてパンダシャークローチを迎え入れたのは2018年12月03日。これまで17年間、数十種類の熱帯魚を飼育してきた。アクアリストとして数多くの魚と触れ合い知識を高める事は必要。しかし安価で販売されるメジャーなカーディナルテトラでさえ3〜4年ぐらいは寿命があるので飼育するからにはその魚とは5年、それ以上の付き合いとなる。失敗すると間隔が空いてしまう。

流木は向きを変えて配置しているが現在と同じもので2001年から実に24年間使用している。当初の白黒柄から順調であったが翌年8月に☆となりこの時の飼育期間は約8か月。

2025/09/18

60水槽の状況


【孵化30日目・12日目】2025.09.15
水替えとメンテナンスをした60水槽の状況。後に生まれた稚魚も14mm程度に達した。ブリリアントフィルターは2週間で目詰まりし排水口にはバイオフィルム(ぬめり)が発生し残念ながらこれに絡まる稚魚の死体も数体見つかった。バイオフィルム自体は餌ともなり水槽の安定を意味し基本的には有益なものとされるが景観を損なうのと稚魚が絡まる可能性があるので極力除去した。スポンジフィルターも今回はしっかり目に洗浄。毎日ブラインシュリンプを与えているが水の状態は良好。90水槽に異動した7匹の稚魚も順調でこちらは大きい個体で20mm。60水槽の稚魚の異動はあと1週間延期に。
 
【12日目の稚魚】
写真の個体は腹部が張っており少なくても何かを食べていることはわかる。この環境でも殆ど成長が観られない個体もおり生き残るのは食欲旺盛で適応力のある個体のみ。記憶というのは曖昧で過去の残っている飼育記録を見返すと数回の産卵記録の中では40日目以降の生存個体はいなかった。産卵箱では生存数の確認が容易であるがこの水槽に何匹生存個体がいるのか。孵化数では50匹程度、見える範囲では20匹程度。週末の異動である程度の生存個体数を確認。

【餌場の設置】
稚魚育成の最終段階として餌場を設置。最終的にはタブレット状のエサをエサと認識して食べさせること。砕いて与え食べやすくするのでソイルに埋もれてしまう事を防ぎエサが有る場所を覚えさせることが目的。

【セパレーターの掃除】
取り外すと稚魚が流出するので外せない状態であったがガラス面の様に吸い付けないもののメス個体がそれなりに掃除をしてくれるので設置したままで問題なさそう。

2025/09/13

TDS(伝導率について)

 

【TDSメーターについて】
ともにMarfied社のTDSメーターで10年以上前に購入した(右)のTDSメーターは既に廃盤となり、液晶部分が破損したので最近現行型のECO TDSメーター(左)を購入した。測定の単位がppm(パーツ・パー・ミリオン)タイプとμg(マイクロ・ジーメンス)タイプがあったがその違いは単位と数値。TDSメーターは飼育水のミネラルを含む不純物を数値化するためのメーターで目的に応じた指標として役に立つ。RO水(純水)が「0」と表示され不純物量が多いほど数値は高くなる。大阪市の水道水をppmタイプで計測するとで83ppm。長らくμgタイプで計測していた時は160~200μg(表示に×10が必要なので表示される数値は16~20ぐらい)μgに感覚が慣れていたがppmタイプはμgタイプの半分(1/2)と考えるとそのうち慣れるか。伝導率を記載するときに単位が無いと意味がなくざっくりのμgが気に入って使用していたが、今後はより細かな数値が計測できるppmに切り替える。

【TDSメーターの使用機会について】
熱帯魚を飼育するうえでTDSの測定が必要かと聞かれれば不要。しかしこれまで一定の条件範囲でしか繁殖に成功しない魚もいたのであくまでも目に見えないものを観る事が出来る指標として目的と使い方次第では重宝している。先週水替えから1週間の数値変化を測定した。

08/31の計測
60水槽水替え前と10ℓ水替え後 118ppm→111ppm 
90水槽水替え前と20ℓ水替え後 174ppm→153ppm
09/06の計測
60水槽水替え前と15ℓ水替え後 118ppm→108ppm 
90水槽水替え前と30ℓ水替え後 161ppm→140ppm
※今後の計測も追記予定

水替えに使用している元水が83ppmなのでこの数値以下になることは当然無い。
元水に使用している調整剤(アクアセイフ・トリプルブラックウォーター)
水の汚れ方は水槽サイズに対する水替えの量と頻度、えさの量、生体数、ろ過能力や添加物等に依存するが水替えの指標としても活用できる。

2025/09/11

Prison Break

 

【孵化21日目】2025.09.06
1度目の孵化より3週間経過した90水槽に異動した稚魚。水温や環境の変化にも問題なく対応しており頭部には1段階目クリアした証である「菱形」の模様が浮かび上がっている。設置したセパレーターはステンレスの網で両端のレールはABS樹脂。網の目は内径2mm程度。稚魚は胸鰭で通過はできないとの判断。手前と奥側に2つずつキスゴムを付けて設置するタイプであるが10年以上使用していなかったためキスゴムは信用できないので敢えて使用しない。稚魚の数を数えると6匹...毎日確認していたが網とレールに遊びが有り奥側に5mm程度の隙間が生じガラス伝いに数匹が移動していたことになる。食したアドケタに罪は無くかわいそうなことをしてしまった。後で1匹だけ左側で生存していたので救出し異動した個体は計7匹。セパレーターの遊びに細い結束バンドを数本突っ込んで遊びを無くした。あと1週間様子をみることに。

【孵化23日目】2025.09.08
稚魚のサイズは大きい個体で18mm程度。この水槽ではエサは特別与えておらず苔と何らかの微生物を食べて成長している。シャワーパイプの排出口を壁面に向け上から下へ流れる水流を作ると稚魚は好んで集まってくる。

【孵化25日目】2025.09.10
セパレーターの加工以降すり抜ける個体はいないので週末に60水槽の稚魚を異動する。産卵箱を使用していないがセパレータも同じで思いのほか水は行き来しない。右側にもサブフィルターを追加する予定。

2025/09/07

稚魚異動と2度目の孵化

 

【産卵6日目・孵化17日目】2025.09.02
稚魚の水合わせ中。90水槽の左側へ「異動」(水槽内と水槽外での勝手な使い分け)水温は29℃で種類と状態によっては危険な温度でタイミングとしては推奨はしないけど適応力がある魚であることとあくまでも計画通りで実行。全部は掬えなかったので今回は様子見もあり14匹のみ。

6日目の卵は孵化直前で、写真で伝わらないがオス親が1つ1つ順番にかなり強めに口で刺激を与えている。(翌日早朝に全ての卵が孵化していることを確認)

【孵化1日目・孵化19日目】2025.09.04
60水槽で2回目の孵化後1日経過した稚魚(体長10mm)状態は前回同様良好。左下1匹は前回の個体。

2025/09/04

15mmと450mmの壁

 
【産卵4日目・孵化15日目】2025.08.31
卵は前回同様に透けて個体が確認できるまで成長。稚魚は孵化1週間で「15mm」程度まで成長したが15日経過してもそれほどサイズは伸びてこない。毎晩与えているブラインシュリンプは継続も目に見える効果とまではいかずここが育成の1つ目の壁。どの個体もここまでは問題なく成長するが言い換えればここから残れるのは適応力のある丈夫な個体だけ。大まかな目安としては1か月1cmの成長で9か月で10cm。なだらかな曲線でなく伸び悩みはあるがスイッチが入った様にどこかで一気にサイズを伸ばしてくるのでエサの確保と環境維持を優先。結局は主食の苔をいかに確保するか。

【450mmの壁】
壁は90cm水槽に設置したセパレータの事。この水槽の住人は現在アドケタ1匹のみ。ロイヤルファロウェラのメスを「異動」させてから既に20日以上経過しているのでそれなりの苔も確保できた。オス・メスをそれぞれ休息させる目的もあり奥側にメスを(再びアドケタと同居)手前に先に産まれた稚魚を異動させるための準備。

【水温差】 
メスを再び元の90水槽へ。60水槽は水温27℃をなんとかキープしているがこちらの水槽は30℃。少しためらうも出発前も同じ水温でこの水温に適応できていなければ4年目は迎えられていない。水質と水温に差があるので水合わせは少し時間を掛けた。


【産卵5日目・孵化16日目】2025.09.01
今回もまた1匹のみフライング孵化。ピントが合ってないが手前ガラス中央やや左上にぼんやり見える個体がそれ。卵にしっぽが生えたような体形で全長は8mm。先に産まれたからと言って特別大きくなるわけでは無く7日目には普通に生まれた他の個体とだいたい同じ様に10mmとなる。7日目を迎える前に明日稚魚の「異動」を実施する予定。

2025/09/02

産卵翌日(1日目~3日目)


【産卵1日目】2025.08.28
今回も卵はしっかり淘汰され残された卵は43個。(43/110個)

【産卵2日目】2025.08.29
先日1日目と卵の数は変わらず。また数日掛けてこの卵をオス親が保護する。

【産卵3日目・孵化14日目】2025.08.30
エアレーションをサブフィルター(パワーハウス・スモールフィルター)に変更。ロイヤルファロエラに限らずプレコを含むロリカリヤ科の「底者」は常に餌を食べていることもあり排泄物も多い。ブリリアントフィルターが短期間で目詰まりする。スポンジフィルターを週1回メンテナンスすれば目詰まりすることもないが、くみ取った水槽水で濯ぐと水が焦茶色となるように物理ろ過を改善するとせっかく育った生物ろ過の要となるバクテリアを大量に減らすことになる。加えて週末は底面をさらう水替えを行うので生体数に応じたサブフィルターの増設に至るが、ここまでは予定通りで大げさな内容ではなく卵が有っても稚魚がいても水質に大きな変化を与えることなく定期の水替えを継続しつつ飼育水の透明度が少し上がれば良いかというところ。稚魚は孵化後2週間が経過しやや成長にばらつきがあるものの奥のガラスに集まった個体は比較的順調。過去の産卵箱飼育であれば既に半数以上落ちている時期となり同時進行で準備は進めている次の段階へ。

産卵後3日目の卵と孵化後2週間経過した稚魚の情況

2025/08/27

2度目の産卵(産卵中)

 

【2度目の産卵】2025.08.27
昨夜の「予兆」通り産卵が始まっており06時30分には卵が50個ほどガラス面に産み付けられていた。確認したのは数分だけで移動しながら空いたスペースに産み付けていくようなイメージ。まだ卵の個数が少ないので産卵真っ最中の状況が確認できた。

【産卵の周期】
夕方水槽点灯後に確認すると卵の数は約110個と前回の産卵と(17日の間隔)ほぼ同数の卵を産み付けた。さほど季節に関係なくその個体が繁殖期に入ると定期的に産卵する。今回も多少白く濁って見える卵が3割程度はあり消灯後にどれだけ選別されるか。産卵場所は通常水面(水槽最上部より6cmの位置)よりさらに6cm下へ全て産み付けられた。冷却ファンの直径が水槽上部より下方へ12cmあり前回は卵がファン本体の陰に隠れたが今回は計った様に冷却ファンを取り外すことなく全ての卵が確認できる。ガラスに貼りついた卵は粘着力が強く簡単に剥がれないため前回水面3cmの位置にどうやって産み付けたかは謎のまま。単純に考えると産み付けた直後の卵は粘着力を保ったまま押して移動させることができるのではないかという憶測が残る。

孵化10日目(兆候)

 

【孵化10日目】2025.08.26
先日より「ガラス拭き」ポジションへオスが頻繁に現れる。産卵日より16日目で半月が経過してるので無くはない。

【予兆】
日付けが変わる前に特に争うことなくメスが現れてしまった。
明朝に産卵していてもおかしくないという状況。

孵化8日目(稚魚のエサ)

 

【孵化8日目】2025.08.24
稚魚の体長は約15mmで孵化日より経過した日数ほどの成長が観れない。

【稚魚のエサについて】
苔が主食でこれが確保できないことがこれまで稚魚の生存率を下げる原因。過去の飼育では親と同じタブレット状のエサを食べだすまでに程んどが餓死してしまう。
茹でた「ほうれん草」や「昆布」などをエサにした経験はあるが水を汚しやすいのが欠点。水替えでカバーできれば良いが問題は「プラナリア」や「ミズミミズ」が必ずといってよいほど沸くのと満足いく成果が得られなかったことでこれらの使用は断念した。稚魚の育成に限らず扱いやすいのが「ブラインシュリンプ」で慣れれば毎日沸かすのも簡単でこれを食する魚類、稚魚育成は極めて容易になる。水槽全体が餌場となり特別競り合うこともなく満遍なく生体に行きわたることで個体差も生じにくい。ブラインシュリンプの卵は管理すれば長期保管が可能でコスパも良く栄養価が高いという殆どの魚が好むスーパーフード。
問題はロイヤルファロウェラの稚魚が食べるかどうか。ガラス面に貼りつく口の形状で浮遊しているブラインシュリンプを泳いで捕食する姿は残念ながら想像出来ない。ベアタンクであれば底面に落ちたところを何とか捕食できる可能性はあるが、ソイル水槽では稚魚の底面生活率は低く餓死する前にエサとしての認識ができるかどうかが課題となる。親魚2匹と同居のパンダシャークローチ3匹は直ぐにエサとの認識ができたようで食べてはいるので当面継続予定。

【鱗板】
ナマズには鱗が無いが同じナマズ目に属するコリドラスの仲間は鱗板(りんばん)という堅い鱗が鎧のような役目をして一撃で捕食される防御の役目を果たしているとのこと。ロイヤルファロウェラもおそらく同じでどちらかというと見た目はワニのような鱗板骨(りんばんこつ)骨の一部のような鱗で動きと外観に魚類が爬虫類として陸上に上がる過程、進化の神秘が感じられる。

2025/08/25

孵化4日目(稚魚の飼育環境)

【孵化4日目】2025.08.20
ヨークサックの吸収もあり体長14mmとここまでは順調。逆に言えばここからしっかりエサが食べられないと成長は伸び悩む。

【稚魚の飼育環境について】
過去の飼育経験では産卵箱を使用していた。メリットとしては生存・状態確認が容易である事と他の魚からの保護。産卵箱を使用するリスクとしては狭いスペースでのエサの食べ残しによる水質の悪化、酸欠、過密により行動範囲も抑制されること。他の魚と完全に隔離できることで飼育魚の種類を増やすような目的で多用した経験があるが直接産卵箱内に水流を作るなど工夫も必要となり魚種にもよるが飼育難易度は上がる。対して現在は親魚が産まれた稚魚を保護、もしくは稚魚を食さない魚種しか飼育・鑑賞しないため産卵箱は不要となった。稚魚にとっての外敵は無く、広いスペースで水草、流木、ガラス面、水流のある場所とそれぞれの個体が好みの場所へ遊泳することができるので飼育環境は大きく改善された。水槽の管理はレイアウトを極力シンプルにすることで鑑賞・確認を行いやすい状態にすることを優先にしてみた。


孵化2日目(体長12mm)

 

【孵化2日目】2025.08.18
稚魚の体長は12mm。ヨークサックはほぼ吸収され殆どの稚魚がおしりに糸状の糞を引きずっていることで何らかのエサは食べていることが確認できる。

2025/08/20

孵化1日目(積算温度)

 


【産卵7日目・孵化1日目】2025.08.17
35個全ての卵が孵化しエアレーションを設置。酸欠防止と稚魚が水流を好むため。
※浮遊物はブラインシュリンプ(8月14日より毎日与えている)
孵化については実質4日間に跨ったが大半が孵化した8月16日を孵化日と設定。

【積算温度】
孵化に要した日数と積算温度についてまとめると下記の通り。
日付/孵化に要した日数/孵化数/積算温度/ ※水槽の平均水温は27℃
08月14日(産卵4日目)01匹(108℃)
08月15日(産卵5日目)00匹
08月16日(産卵6日目)31匹(162℃) 
08月17日(産卵7日目)03匹(190℃)
ロイヤルファロウェラの積算温度は「108℃~190℃」平均「163℃」
水温によって孵化に要する日数は下記の通り(概算なので目安)
23℃=7.1日
24℃=6.8日
25℃=6.5日
26℃=6.2日
27℃=6.0日
28℃=5.8日

・孵化1日目の稚魚(体長10mm)

・平穏を取り戻したオス個体(左)メス個体(右)

2025/08/19

産卵6日目(孵化)

 

【産卵6日目・孵化初日】2025.08.16
水槽内に複数の稚魚が確認できた。稚魚の数は数えられないが孵化していない卵が残り15個なので丁度20匹孵化したことになる。生まれたばかりの稚魚のサイズは9~10mm程度。稚魚のサイズとしては大きめで孵化直ぐに親魚と同様ガラス面に貼りつくこともでき遊泳力もある。

【誘発】
通常通り毎週1回の水替えを慣行。プロホースで普段より慎重に約10ℓの水を抜きタンクより水量を調整し水質が急変しないように15分程度掛けゆっくり新しい水を注ぎ込む。丁度卵の孵化が始まったタイミングで水替えをすることは推奨しないが、無精卵の残骸とか水質悪化の方が危険という判断。エアレーションを掛けながら行ったことでそれなりの刺激はありで水替え中に程んどの卵から稚魚が飛び出し孵化を誘発することにはなった。

【水替え後】
卵は残り3個のみとなったが、オスは水替えが終わると卵を保護するため定位置に戻る。

・孵化初日の稚魚(体長9~10mm)

産卵5日目(孵化直前)

【産卵5日目】2025.08.15
8月15日の深夜、日付けが変わるまで様子を確認してみたが本日は1匹も孵化せず。時折孵化を誘発させるように卵を咥えて刺激を与えるような行動を取るが1匹目の孵化が極端に早かっただけで卵の状態は順調。

2025/08/17

産卵4日目(フライング)


【産卵4日目】2025.08.14
卵の数は2日目以降35個と変わりなくしっかり保護され順調に成長している。何故か一番下の卵だけ空体。先日は順調に成長していることを確認できたのにどういうことか。


【フライング・クロ】
あやうくロイヤルファロウェラの積算温度(卵が孵化するために必要な日数)を書き換えるところであった。黒っぽい稚魚が泳ぎながら奥側のガラス面に移動するところを確認。産卵何日目というタイトルで記録しているが、実際は産卵初日は0日で翌日を1日目とカウントしなければ誤解を生むので後日全て修正する予定。(2025.08.11を1日目としていれば修正後)
他の卵が続いて孵化しないので明らかに「フライング」で迷わず名前は「クロ」~銀河鉄道999 第96話より~

産卵3日目(卵からの視線)


【産卵3日目】2025.08.13
管理する卵の全体を確認すには冷却ファンを外す必要があるため、オス親に極力刺激を与えないよう離れた下段の卵2個をクローズアップ。卵の中に目がしっかりと形成されこちらを向いて今にも卵から飛び出しそうな稚魚の様子が確認できる。


メス親はこれまで飼育した全てのロイヤルファロウェラくつろいだベストポジションで静養中。

産卵2日目(卵の保護)




【産卵2日目】2025.08.12
昨日同様にオス親が「管理・保護」している卵の数は35個。前日以降卵の数を減らさなかったことで、無差別に剥がしとっていなかったことが確認できた。


動画の中では口の中にも卵があるが食さない。これまでこの壁面から離れることは無く、やや下に離れた2つの卵についても移動し「水流」を送り管理を続ける。

産卵1日目(卵の選別)


【産卵1日目】2025.08.11
一晩でバッサリ。昨日約120個あった卵は本日数を数えると35個。
無精卵を放置すると腐敗しカビが生えたり正常な卵まで悪影響を受けるためオス親が潰す、または剝がしとる。前日の「産卵時画像」と比較すると濁った卵は全て剥がしとられているので一見大丈夫ではないかと見える卵もしっかり見分け(判断)している。


初日にぎこちなかったオスの鰭の動かし方も安定してきた。メスは育児に参加しないが剥がし落とした卵がほとんど見当たらないのでメスがたぶん食べた。翌日これ以上に卵が減ると単純に食卵とも考えられるけど、下段に残された2つの卵でその管理の精度が伺える。

2025/08/15

産卵(120個の卵)


【産卵日(0日目)】2025.08.10
未明に産卵した卵の数は約120個。過去の別個体での産卵では60~100個程度なので初めての産卵としてはかなり多い。卵の大きさは約2.5mmと熱帯魚の卵としては大きめ。残念ながら画面上で白く濁って見える4割程度の卵は無精卵でここからオス親の管理が始まる。


【卵の世話】
産卵された卵は孵化するまでオス親がエサを食べずに管理する。鰭をパタパタと動かし水流を送り込み、ガラスを磨くように口を使って卵の表面もきれいな状態で維持する。水面から約3cm程度のところまで卵が産みつけられているがこんな高い場所にはほんとはあまり産卵しない。正面ガラスではあるがここに冷却ファンが設置されているので陰に隠れる計算で産卵した模様。空調ファンは撮影のため一時的に取り外している。


【下段の卵】
冷却ファンを元に戻すとこの状態。やや離れて産み付けられた下方7個の卵が気になるところも既に白く濁っておりこの中で有精卵は左下側の2個のみ。

ゴールイン(誘導)


【ゴールイン】2025.08.09
メスへの接触といわゆる「巣づくり」を繰り返しようやく準備した産卵場所へメスを誘い込むことに成功。


【産卵の予兆】
時間は0:00を過ぎて本来であれば消灯している時間ではあるが産卵撮影のため時間を30分だけ延長。今回は撮影を諦めますが明け方までには産卵しているという前兆の行動。

2025/08/14

テリトリー(産卵準備)

【ガラス磨き】2025.08.03

産卵場所を決めたオスはガラス面を綺麗に磨き続ける。メスは流木や壁面(ガラス面など)に卵を産み付ける。たぶんその卵が簡単にはがれ落ちないように、産み付けた卵に悪影響を与える可能性があるものを除去するためにこのような行動をとる。動画では動きが止まってしまい伝わりにくいけどこの準備は数日間続く。

【90cm水槽】

【60cm水槽】

少しの間水槽内に変化が無いためロイヤルファロウェラのオスに見ならいレイアウトをシンプルにして2つの水槽のガラス磨き(正面のみ)

産卵後の経過(2日目~)